ゴルフフィールド

世界のゴルフ

2012年05月28日

以下私の考えなのであくまで参考としてください。

身体能力だけを男子で考えた場合は15~22歳くらいに間がピーク(女子の場合はもう少し早い)だと考えています。

私もそうでしたが、パワーや俊敏な動きはこの時期が一番優れていると思います。

25歳くらいから徐々に衰え始め、この時期からそれ相応のトレーニングを取り入れ、特に栄養バランスを考えた食事をしないと、体に脂肪が溜まり、衰えが急速になると思っています。

でもゴルフの場合、体操や陸上競技とは違い、主にそればかりが問われるわけではなく、入念な、ゲームプランや、ショートゲーム、技術などが問われるので、身体能力、技術、ゲームプラン、心の安定、すべてが充実する時が一番、成績も安定するのではないかと考えています。

名だたる世界のトッププレーヤーに目を向けると、若くして成功を収めている選手が多いのが現実です。

ジャックニクラウスは22歳でプロ入り、23歳で全米OP優勝、通算メジャー18勝、タイガーウッズは21歳でプロ転向、その年、史上最年少でPGA賞金王に輝き、翌年には早くも史上最年少でマスターズチャンピオンになりました。その後の活躍はご存知のとおりです。

最近のトッププロではロリーマキロイが18歳でプロ転向、昨年22歳で全米OP優勝、リッキーファウラーも17歳でプロ転向しています。

一方、女子では、現在、世界ランキングトップのヤニツェン(台湾)が18歳でプロ転向、翌年にはアジアの試合にフルで参戦、19歳で全米女子プロのメジャーを獲得しています。

日本男子では石川遼が15歳の高校生でツアー優勝し、翌年から日本ツアーフル参戦、18歳で賞金王、女子では宮里藍が18歳の高校生アマで女子ツアー優勝、史上初の高校生プロとなり、翌年には賞金1億円を突破、賞金ランキング2位となりました。

私が考えるにはトップ選手は身体能力の高い、若くて、早い時期に、プロトーナメントに挑戦し、そしてそこで、戦いながら、頭脳も鍛え、経験しているということになると思います。

18~20歳でプロ転向し、活躍するには、その前の3年間が最も重要な時期になると考えます。いわゆる日本では高校生活3年間です。

そこで小さいころ夢見た目標に向かって、時間を割くのか、あるいは、夢が叶わなかったときのことを考え、文武両道を目指すのかだと思います。

文武両道で夢が叶うといいと思いますが、トップを目指すなら、私はそんなに甘い世界ではないと考えています。

大学に入って専門科目を勉強し、社会で役立てるのなら、25歳でも30歳でも入って勉強できます。若い時のやり直しはいくらでもできると思っています。

なぜ、今の日本は頑なのように大学卒業の22歳で将来を決めて会社に入ることを目指すのか。

勉強して大学に入って、上場企業に就職して・・・わずか1年で退社。。

東大卒業して、就職せず、コンビニでアルバイトしてもう5年・・・

こういう記事を、最近、新聞で見ました。一昔前なら信じられないことです。

何で?私はひとつはコミュニケーション能力だと思います。

それが不足するとやっていけなくなると思います。挨拶できない、人と会話できない、営業行っても仕事をとってこれない・・・

いくら名門大学出ても、そういう人材を会社は必要とするでしょうか?

そのような必要性を子供時代にゴルフやスポーツを通じて学ぶことが、何より、社会に出た時の礎になるではないでしょうか。

最近はインターネットやゲーム、または有名学校に入るための勉強ばかりしている子供が多いといいます。

目標や夢を高く持てる年齢で、好きなことに挑戦することが、何よりも若者の元気の源になると思います。

2012年05月28日 カテゴリー: レッスンブログ 

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