ゴルフフィールド

マナーとルールを覚えてから

2012年12月18日

私はゴルフを始めて30年以上になりますが、その当時、本コースに出るのは、「ダンプいっぱいボールを打ってから」ということがよく言われていました。

また、コースに行っても、キャディさんから、スコアが悪いと「もっと練習しておいで!」とか嫌味も言われたものです。

ゴルフは、個人のスポーツですが、他の人と一緒にプレーします。自分は自分で、他の人は他の人で、それぞれ、そのコースでいいスコアがでるようがんばっているわけです。

当然、他の人の邪魔になるようなことをするのは、迷惑がかかり、マナー違反です。また、スロープレーは、自分の組以外にも迷惑をかけることにもなるのです。

コースで他の人に迷惑かけないで回れるおおよそのスコアは110前後だと思います。ダブルボギーペースで108(パー72とした場合)ですので、それくらいが目安となるでしょう。

私が、初心者の生徒に言っているのは、「本コースに出るのは、ショートコースで60台で回ってから」それか、「気心しれた、経験者と2サム(2人プレー)で、プレーを迅速に」とアドバイスしています。どちらも可能でない場合は、ラウンド指導もします。

私自身も最初は、ショートコースで父に鍛えられました。スイングの仕方などは一切なしで、マナーやルールをしっかり叩き込まれました。今でもこのことに非常に感謝しています。

また、本コースにはなかなか連れていってもらえずでした。それだけに初めて、本コースに連れていってもらったときは、感謝、感激でした。

誰でも最初は初心者です。ですから、ゴルファー皆、初心者の気持ちは分かるはずです。

一方、ゴルフは団体競技ではありませんので、ほとんどの試合はハンデキャップ制限がないかぎり、誰でも個人でエントリーできます。

個人の意思だけでエントリーできるわけです。

ただ、「他の選手に迷惑をかけない」ということを前提に考えなくてはなりません。

マナーやルールを理解し、普段の平均スコアが90台で回ることが最低条件でしょう。

他の選手のことを考えれば当たり前だと思います。

それ以上の場合は、選手自身も、あわてることになり、プレーに集中できないですし、せっかくのゴルフがいやになる場合もあります。

きちんと段階を踏んで選手を指導、育成することが、選手のためでもあると思います。

2012年12月18日 カテゴリー: レッスンブログ 

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